伊場仙の扇子を買った
自分ももう大人だから、ファイルや新聞や下敷き(持ってないけど)をうちわ代わりにして扇ぐのはやめよう。シャツの裾をバタバタやって中に風を送るようなことはやめよう。そう思って、私は扇子を買うことにしました。
実は去年から欲しかったんですが買いそびれてしまって、ようやく今年購入。新宿の伊勢丹7階で伊場仙の扇子を買いました。本当は日本橋の伊場仙ショールームを見に行きたかったんですが、土日祝日はお休みなので手近な新宿ですませました。
鎌の絵と輪っかを文字って「かまわぬ」と読ませる江戸の小ジャレです。
哲学者・九鬼周造は著書「いきの構造」のなかで、粋を構成するファクターの内で「諦め」の重要性を論じました。また、色でいえば茶色や鼠色が粋であると書いています。
なるほど、そう言われてみると、この茶色の文字で「かまわぬ」と書かれた扇子は、あたかも江戸の粋の結晶のようで結構気に入っています。これからはこいつで大人で粋な涼み方を気どってみようと思います。
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