「吾輩は漱石である」井上ひさし
明治43年8月24日、胃潰瘍の静養のため滞在していた修善寺で漱石は大吐血しました。これが世にいう「修善寺の大患」と呼ばれる事件で、このとき漱石は30分間にわたって生死のあいだを彷徨う臨死状態を経験します。
この「30分の死」のあいだに漱石が垣間見た世界、それを創造的に描いたのが本作「吾輩は漱石である」です。著者は直木賞作家である井上ひさし。「坊ちゃん」「三四郎」「こころ」など数々の漱石作品のエッセンスを盛り込んだユーモア溢れるストーリーです。
作中には漱石作品を読んだ人なら思わずニヤけてしまう小ネタが盛りだくさん。漱石ファンにおすすめします。
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