ZAZEN BOYS4

向井秀徳(ex.ナンバーガール)率いるザゼンボーイズの4枚目のアルバム『ZAZEN BOYS4』がリリースされました。
毎回アルバムごとに新たな試みに挑戦し、貪欲に己の音楽を進化させ、弄んできたザゼンボーイズ。今回は予てから噂されていたように、エレクトロ、ダンスミュージックへの大胆な傾倒。『3』で初めて導入したシンセサイザーを今回は全面的に取り入れています。
先行シングルの『I Don’t Wanna Be With You』や近頃のライブ(そういえばここ最近はクラブが会場になることも多かった)で、このようなダンスミュージックへの動きは感じていましたけど、ここまでドップリ深いところまで来るとは思っていませんでした。ナンバーガール時代から向井の楽曲を象徴していたギターを廃するのは、往年のファンにはかなり衝撃的で、この流れを受け入れられない人たちも少なくないようです。
しかし一口にダンスミュージックといっても、そこは向井秀徳、一筋縄な代物ではありません。ナンバーガール以来、久々にタッグを組むデイブ・フリッドマン(フレイミング・リップスなどを手掛ける)をプロデューサーに迎え、ガッチリしたバンドサウンドを基盤に、アーバンファンク、ブラックミュージックの要素をセンスよく散りばめつつ、メロウなエレクトロサウンドに仕上げています。
そしてもう一点、特筆すべきが、歌詞の進化(深化)。これまで向井が歌ってきた「冷凍都市」の風景。今回はそのアーバンシティに暮らす人間の孤独な姿が表現されています。アルバムの最後を締めくくる言葉が「割と・・・さびしい」。向井自身、かなり意識的に取り組んだんじゃないでしょうか
【曲目リスト】- 1. Asobi
- 2. Honnnoji
- 3. Weekend
- 4. Idiot Funk
- 5. Memories
- 6. Fureai
- 7. Taratine
- 8. The Drifting/I Don’t Wanna Be With You
- 9. Sabaku
以下、『4』からPVを2つ紹介します。向井はもともと映画監督を志していたこともあり、自ら指揮を取る映像作品もユニークで面白いです。
Asobi
Weekend






